とある20代の日常

自分の感情をシェアする毎日

人生の勝算

本を読んで感じたことを記録する「読書ノート」

今回読んだ本はこちら

「人生の勝算」著:前田祐二(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)

 

ライブ配信のSHOWROOM株式会社の前田祐二さんの本である。

この本には、

  1. ファンビジネスについて
  2. 前田さん自身の生き方、考え方について
  3. SHOWROOMについて

が描かれている。

個人的に一番心を動かされるのが「2. 前田さん自身の生き方、考え方について」でした。引用をしながら感じたことを書いていこう。

 

1. 勝ち癖をつけるって結局こういうことか

「人」に負けたくないのではなくて、あくまで、自分に課された「運命」に屈したくない

以前、上司から「勝ち癖をつけろ」と言われ「ここでいう勝ち癖とはどういう意味だろう」と悩んだ事があったが、その悩みがすっと解決したような言葉だった。

「勝つ」ってやっぱり他人に勝つという意味だけではないな。自分に課された運命、つまり自分に与えられた課題であったり、目標に屈しない。課された目標に負けない癖をつける。目標を達成し続ける癖をつけるということなのか。

 

目標を達成することが出来ないことが当たり前になってしまう=「負け癖がついている」

目標を達成することが当たり前の状態=「勝ち癖がついている」と考えるのがこの質問に対するベストアンサーだなぁと感じた。

 

2. 成功にも2種類ある

生半可な成功ではダメで、大きな成功を手にする必要がありました

 グサっ・・・刺さりました。

成功すればいいのではないかと思っていたが、成功するだけではダメなようです。成功にも2種類ある。生半可な成功と大きな成功。俺が欲しいのはやっぱり大きな成功。

生半可な成功で満足してしまうから大きな成功を手にしたことがない。

ここは課題点だなぁ。こんな小さな成功じゃダメだ。もっと大きな成功を手にするんだ。こういう気持ちを持ち続けていけるようにモチベ維持をする必要がありそうだ

 

3. 真似をした

前田さんには、尊敬する先輩の方がいました。その先輩を超えるために徹底的に真似をしたそうです。 しゃべり方から使っている文房具までとことん真似をした。でもそういうところから努力する。これは大切だなと思いました。

 

4. どこでも必要な能力

勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のオバちゃんでも、受付の人でも、好かれなくちゃダメだ

これって本当に大事だなぁって改めて思った。

いつもスキルにばかり目がいってしまい、これを勉強しておこう。次はこれをできるように頑張ろうとしてきた。一番重要なのは、「人に好かれること」なのかもしれない。

じゃあ好かれるためには何をすればいいのだろうか。

こう書いてありました。

人を好きになる能力

人に好かれたい=人を好きになれ

ということでしょう。与えられたければ、自分から与えろ。返報性の法則ですね。

この本を見習って、社食の方の名前を覚えてみようと思います。出会う人全てに好かれるよう、出会う人全てを好きになる努力をします。

 

5. 仕事の基本は「思いやり」

思いやりとは、「他者」の目を持つこと

僕には仕事を進めるうえでの行動指針がある。

いつもこの行動指針を心がけて仕事をしている。

  • 相手への配慮を忘れない(常にありがとうの気持ちを忘れない)
  • 優先順位を考える(人が多く関わっている仕事から手をつける)
  • とにかく行動する(やってみてから考える)

思いやりは、僕の行動指針の「配慮」の部分に相当するかもしれない。

自分の目ではなく、他者の目で考える。

放置自転車をなくしたければ、「自転車止めるな」ではなく「自転車捨て場」にすれば良い(引用を噛み砕きました)

スキルよりも愛嬌。

自分が何を与えたいかよりも、相手が何を欲しいか

相手目線、相手の気持ちになって考えることが大切ということ。改めて大切さに気付かされました。

 

6. モチベーションの話

仕事の成否はモチベーションによって大部分が決まる

「やる気」はすべてを超越し得ます

第一声は「間違いない」本当にその通りだと思った。でもこの維持がすごく難しい。特に長い目で見たときの目標(半年や1年)では、本当にモチベーションの維持が難しい。常にモチベーションを高くして過ごすことは誰もが難しいと思う。でもモチベーションの維持が続かなければ、目標は達成できない。

どうすればモチベーションが維持できるのか。前田さんなりの答えが書いてありました。

「モチベーションを生むために、必要なのが「見極め」です

見極めとは、成功する確率が最も高い仮説をよく考えて立てること。

仮説さえ立てれば、あとは頑張ってその仮説を検証するだけ。

大切なのは「見極め」

モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い

方向を示すコンパスを持っていない

ということです。仮説さえ立ててしまえば、あとは検証するだけですもんね。

ここでは前田さんの圧倒的な努力投入量が書かれていました。すごいなぁと感じるとともに俺も頑張らなくてはならないと感じさせられます。

 

7. 自分について考えるノートを何冊作っているか

前田さんの就活時代の徹底した自己分析について書かれていました。確かに自分を知ることは本当に大切だと思います。しかし徹底してする人は少ないかと。その必要性についても書かれていました。

自己分析の目的は、人生のコンパスを持つこと

前田さんは30冊以上、自己分析ノートを作っていた模様。

30冊・・・驚きです。自分も作らなければなりません。。。

 

8. 「決めている」ことの強さ

人には色んな生き方があります。仕事に全力を注ぐ人。家族に全力で愛を注ぐ人。本当に様々です。どれが正解かはありません。みんな違って、みんな正解です。そんな誰でも正解な世の中で、「決めている」ことが大切である。と前田さんは述べていました。

「俺は仕事に全力を出す」と決めている

「俺は家族を大切にする。家族に勝てるものはない。」と決めている

しっかりと自分を持ち「決めている」人間は、たとえ周りがどんな生活をしていようともブレない。「あの人はいいよなぁ、うらやましいよなぁ」と思う気持ちが少なくなるという。

選ぶ、ということは、同時に、何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない

色んな場面で遭遇しますね。

決めるためには同時に自分のことを知る必要が出てきますよね。自分はどういう人生を歩みたいのかを考えて、初めて決める。ここでも自己分析の重要性がありそうです。

 

9. 正しい方法でやる

僕は、ビジネスや勉強が大好きです。なぜなら、正しい方法で、やればやるだけ「必ず」成果が出せるから。成果が出ないときは、方法が正しくないことがほとんどなので、また戻って、方法論のチューニングをすれば良い

前田さんの考えは非常に一貫しています。前田さんは進めていく過程を非常に大切にしているなぁと感じるとともに、戦略さえ立てれば、持ち前の努力量で突き進んでいくだけ。でもそれって自分にも真似できることだなぁと感じました。

 

頭を使い戦略を立てる。戦略さえ立てれれば、あとは全力で努力をする。

徹底的に真似していきます。

 

<まとめ>

・目標を達成し続けるような「勝ち癖をつけろ」

・小さな成功で満足するな。大きな成功を手にしろ

・尊敬する人の真似をすることから始める

・好かれる能力を磨く。そのためにも人を好きになる。

・仕事の基本は思いやり。配慮を忘れるな。

・仕事の成否はモチベーションにかかっている

・見極めの力を磨く

・徹底した自己分析。自己分析ノート作成。自分史を作る

・自分の人生。どうなりたいかを考え、そうなれるように行動を決める

・正しい方法でやることを意識する=方法を模索する

★とにかく努力する。報われない努力はまだまだ足りないだけ