良いいじりと悪いいじりの話
先日こんな話が内輪で始まりました。
「A君のいじりは良いけど、B君のいじりは何か不満を感じる」
いじり(goo国語辞書参照)
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1 いじること。多く、名詞の下に付いて接尾語的に用いる。
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2 他人をもてあそんだり、困らせたりすること。
人間誰でも、人をいじることはあるでしょう。
また、逆にいじられることもあると思います。
僕はどっちかというといじられるのが嫌いな人間です。(プライドが高いのかな?)
なので、絶対にいじられる前にいじる側に徹します。
「A君のいじりは良いけど、B君のいじりは何か不満を感じる」
どうしてこんなことが起こるのだろうか。友人とともに話し合いました。
そこでわかったことがありました。
嫌いないじりとは、
「他人を下げて、自分を上げるようないじり」
逆に良いいじりとは、
「相手の意外な一面を、いじること」
これは個人の経験談ですが、一度合コンに行ったんですよね。
男子5対女子5の合コンに。
そしたら仲間内の1人が僕を指さしてこう言うんですよ
「こいつ、チャラいから気をつけろよ」
これをいじって何か起こりますか?笑いが果たして起こりますか?
いや、起こりません。ただただ損をしただけです。
これが「他人を下げて、自分を上げるようないじり」
(この場合、言った本人が上がると考えるのは難しいですが)
これは僕個人の考えなんですが、
いじる以上、最低限の笑いは生んでほしい
笑いを生めないいじりなんてするんじゃねえよ
ということです。
不満になる。片方が損をするようないじりはやめてください
という話です。
じゃあ逆に良いいじりってどんないじりだろうか。
同じように、合コンの例で話すとしたら、
「こいつしっかりしてるように見えて、意外におっちょこちょいなんだよ」
「この間なんか・・・改札でずっとポンタカードかざしてるの」
みたいな。その場で笑いが起こり、かつ、この後に話題が膨らむような
ここで大切なのが「この後に話題が膨らむこと」
つまり「ネタをぶっこむきっかけを与えること」
A君の鉄板ネタがあるとしますよね(例:ポンタカードの話)
それを、いきなりA君が話し始めるよりも
B君がそのネタを話す場を作るようにアシストをする
そしたら周りは興味を持ち、A君に振るわけですよ。
A君は鉄板ネタを話して、嬉しい。
これが個人的に良いと思う「いじり」です。
いじるって何かと難しいんですよ。
僕は小学校や中学校で人をいじりすぎて何人も友達を失ってしまった経験があります。
だからこそ、人が嫌がるいじりを身につけることができたのかもしれません。
これ以上言ったら、嫌がるだろうなぁっと。
そこらへんの測り方が非常に大切ですね。
一度、自分のいじりについて考えてみたらどうでしょうか?
ちなみに以下がチェックリストです。
- 他人が嫌がるいじりをしている。
- いじっても笑いが生まれないいじりをしている
- 他人のコンプレックスをいじっている(相手が嫌がっている場合)
- 気持ち悪い。汚いなどのワードを使っている
ひとつでも当てはまる人がいたら要注意ですよ。
僕みたいに友達を失うこともあります。
良いいじり、つまり良いネタのアシストをしていきましょう!