とある20代の日常

自分の感情をシェアする毎日

人生の勝算

本を読んで感じたことを記録する「読書ノート」

今回読んだ本はこちら

「人生の勝算」著:前田祐二(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)

 

ライブ配信のSHOWROOM株式会社の前田祐二さんの本である。

この本には、

  1. ファンビジネスについて
  2. 前田さん自身の生き方、考え方について
  3. SHOWROOMについて

が描かれている。

個人的に一番心を動かされるのが「2. 前田さん自身の生き方、考え方について」でした。引用をしながら感じたことを書いていこう。

 

1. 勝ち癖をつけるって結局こういうことか

「人」に負けたくないのではなくて、あくまで、自分に課された「運命」に屈したくない

以前、上司から「勝ち癖をつけろ」と言われ「ここでいう勝ち癖とはどういう意味だろう」と悩んだ事があったが、その悩みがすっと解決したような言葉だった。

「勝つ」ってやっぱり他人に勝つという意味だけではないな。自分に課された運命、つまり自分に与えられた課題であったり、目標に屈しない。課された目標に負けない癖をつける。目標を達成し続ける癖をつけるということなのか。

 

目標を達成することが出来ないことが当たり前になってしまう=「負け癖がついている」

目標を達成することが当たり前の状態=「勝ち癖がついている」と考えるのがこの質問に対するベストアンサーだなぁと感じた。

 

2. 成功にも2種類ある

生半可な成功ではダメで、大きな成功を手にする必要がありました

 グサっ・・・刺さりました。

成功すればいいのではないかと思っていたが、成功するだけではダメなようです。成功にも2種類ある。生半可な成功と大きな成功。俺が欲しいのはやっぱり大きな成功。

生半可な成功で満足してしまうから大きな成功を手にしたことがない。

ここは課題点だなぁ。こんな小さな成功じゃダメだ。もっと大きな成功を手にするんだ。こういう気持ちを持ち続けていけるようにモチベ維持をする必要がありそうだ

 

3. 真似をした

前田さんには、尊敬する先輩の方がいました。その先輩を超えるために徹底的に真似をしたそうです。 しゃべり方から使っている文房具までとことん真似をした。でもそういうところから努力する。これは大切だなと思いました。

 

4. どこでも必要な能力

勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のオバちゃんでも、受付の人でも、好かれなくちゃダメだ

これって本当に大事だなぁって改めて思った。

いつもスキルにばかり目がいってしまい、これを勉強しておこう。次はこれをできるように頑張ろうとしてきた。一番重要なのは、「人に好かれること」なのかもしれない。

じゃあ好かれるためには何をすればいいのだろうか。

こう書いてありました。

人を好きになる能力

人に好かれたい=人を好きになれ

ということでしょう。与えられたければ、自分から与えろ。返報性の法則ですね。

この本を見習って、社食の方の名前を覚えてみようと思います。出会う人全てに好かれるよう、出会う人全てを好きになる努力をします。

 

5. 仕事の基本は「思いやり」

思いやりとは、「他者」の目を持つこと

僕には仕事を進めるうえでの行動指針がある。

いつもこの行動指針を心がけて仕事をしている。

  • 相手への配慮を忘れない(常にありがとうの気持ちを忘れない)
  • 優先順位を考える(人が多く関わっている仕事から手をつける)
  • とにかく行動する(やってみてから考える)

思いやりは、僕の行動指針の「配慮」の部分に相当するかもしれない。

自分の目ではなく、他者の目で考える。

放置自転車をなくしたければ、「自転車止めるな」ではなく「自転車捨て場」にすれば良い(引用を噛み砕きました)

スキルよりも愛嬌。

自分が何を与えたいかよりも、相手が何を欲しいか

相手目線、相手の気持ちになって考えることが大切ということ。改めて大切さに気付かされました。

 

6. モチベーションの話

仕事の成否はモチベーションによって大部分が決まる

「やる気」はすべてを超越し得ます

第一声は「間違いない」本当にその通りだと思った。でもこの維持がすごく難しい。特に長い目で見たときの目標(半年や1年)では、本当にモチベーションの維持が難しい。常にモチベーションを高くして過ごすことは誰もが難しいと思う。でもモチベーションの維持が続かなければ、目標は達成できない。

どうすればモチベーションが維持できるのか。前田さんなりの答えが書いてありました。

「モチベーションを生むために、必要なのが「見極め」です

見極めとは、成功する確率が最も高い仮説をよく考えて立てること。

仮説さえ立てれば、あとは頑張ってその仮説を検証するだけ。

大切なのは「見極め」

モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い

方向を示すコンパスを持っていない

ということです。仮説さえ立ててしまえば、あとは検証するだけですもんね。

ここでは前田さんの圧倒的な努力投入量が書かれていました。すごいなぁと感じるとともに俺も頑張らなくてはならないと感じさせられます。

 

7. 自分について考えるノートを何冊作っているか

前田さんの就活時代の徹底した自己分析について書かれていました。確かに自分を知ることは本当に大切だと思います。しかし徹底してする人は少ないかと。その必要性についても書かれていました。

自己分析の目的は、人生のコンパスを持つこと

前田さんは30冊以上、自己分析ノートを作っていた模様。

30冊・・・驚きです。自分も作らなければなりません。。。

 

8. 「決めている」ことの強さ

人には色んな生き方があります。仕事に全力を注ぐ人。家族に全力で愛を注ぐ人。本当に様々です。どれが正解かはありません。みんな違って、みんな正解です。そんな誰でも正解な世の中で、「決めている」ことが大切である。と前田さんは述べていました。

「俺は仕事に全力を出す」と決めている

「俺は家族を大切にする。家族に勝てるものはない。」と決めている

しっかりと自分を持ち「決めている」人間は、たとえ周りがどんな生活をしていようともブレない。「あの人はいいよなぁ、うらやましいよなぁ」と思う気持ちが少なくなるという。

選ぶ、ということは、同時に、何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない

色んな場面で遭遇しますね。

決めるためには同時に自分のことを知る必要が出てきますよね。自分はどういう人生を歩みたいのかを考えて、初めて決める。ここでも自己分析の重要性がありそうです。

 

9. 正しい方法でやる

僕は、ビジネスや勉強が大好きです。なぜなら、正しい方法で、やればやるだけ「必ず」成果が出せるから。成果が出ないときは、方法が正しくないことがほとんどなので、また戻って、方法論のチューニングをすれば良い

前田さんの考えは非常に一貫しています。前田さんは進めていく過程を非常に大切にしているなぁと感じるとともに、戦略さえ立てれば、持ち前の努力量で突き進んでいくだけ。でもそれって自分にも真似できることだなぁと感じました。

 

頭を使い戦略を立てる。戦略さえ立てれれば、あとは全力で努力をする。

徹底的に真似していきます。

 

<まとめ>

・目標を達成し続けるような「勝ち癖をつけろ」

・小さな成功で満足するな。大きな成功を手にしろ

・尊敬する人の真似をすることから始める

・好かれる能力を磨く。そのためにも人を好きになる。

・仕事の基本は思いやり。配慮を忘れるな。

・仕事の成否はモチベーションにかかっている

・見極めの力を磨く

・徹底した自己分析。自己分析ノート作成。自分史を作る

・自分の人生。どうなりたいかを考え、そうなれるように行動を決める

・正しい方法でやることを意識する=方法を模索する

★とにかく努力する。報われない努力はまだまだ足りないだけ

プログラミングを身に付けたら、論理的思考能力がアップした話

よく社会で求められる論理的思考能力。

個人的に、この論理的思考能力を育てるのに一番適しているのが「プログラミング」なのではないかと思っている。

 

実際に、プログラミングができない自分とできるようになった自分を比較すると、後者の方が圧倒的に論理的思考能力に優れていると感じる。

さらには、頭の中の整理能力が格段と増したような気もする。

 

特にテストをしたわけではないので、数値的根拠があるわけでもない。

これはただの感覚の話である。

 

ここからは、自分の勝手な考察。

なぜプログラミングができるようになった途端、頭の整理能力がついたのか

自分でも謎である。が自信を持って言える。

 

プログラミング経験者ならわかるだろうがプログラムを組む時に

「この機能はこの関数に、この処理はこの関数に」

と必ず綺麗に整理する。

ごちゃごちゃしたソースコード(プログラムのコード)では見づらい。

だから綺麗に整理して書く。

普段の家での生活のように、服やカバンでごちゃごちゃのままではいけないのだ。

 

プログラミングとは、コンピュータの脳に命令を書くこと。

 

つまり、コンピュータの脳という他人の脳を数多く整理していたら、自分の脳まで綺麗に整理できるようになったということだ。

 

ある課題が出されれば、

  1. まずはその課題を分解し
  2. どのように進めていくのが効率がいいかを考え
  3. ひとつひとつタスクをこなしていく

こんな流れだ。

この作業が感覚的にわかってくる。

 

人に何かを教える時にはこの整理能力が顕著に出てくる。

上から順に教えていくのではなく。

  • Aはこういうシステム
  • Bはこういうシステム
  • Cはこういうシステム

じゃあ、教えるね。まずは・・・となるわけだ。

「相手が詰まって分からなくなるだろうな」という部分を

あらかじめ分解し、整理しておくことで伝わりやすくなるのだ。

 

口頭説明ならいらないかもしれない。

ただメモ書きとしての書き残しやメモマニュアルのようなものを共有する上でこの能力は非常に重要になってくると思う。

 

論理的思考能力を身につけるのに最も適しているのは、

やっぱりプログラミングなのではないかなぁと思う。

 

大学生の皆さん、もし暇でやることがないのであれば

プログラミングのスキルを身につけておくことをお勧めします。

 

大学生の時に抱いた「お金を生み出したい」が最終的に「アプリ開発」に行き着いた話

大学生なら誰しも大金を稼ぎたいと思うのが常でしょうか。

アルバイトをしていても、これっぽっちしか稼げない。

もっとどーんとお金が欲しい。

ここで間違った方向に進むと、ギャンブルにたどり着きます。

 

いきなり反感を食うかもしれませんが、ギャンブルって行っても何も身につかないですからね。お金は稼げるかもしれませんけど。

 

僕も「あぁお金稼ぎたいなぁ」と思っていた大学生の1人です。

僕は、大学1年生の時にある本を読んで、「自分の力でお金を生み出したい」と思うようになりました。その頃は大学生が良くはじめがちな「アフィリエイト」「株・FX」などお金を生み出す手段はいくらでもありました。

 

株かぁ。リスク背負うの嫌だなぁ

アフィリエイトかぁ。コツコツ文章書くの嫌だなぁ

 

相当面倒くさがりですよね。

 

そこで「アプリ開発」というものがありました。

アプリ作れたらかっこ良くね。お金が稼げるかは別として、面白そう。とパソコンが大の苦手だったのにもかかわらず、「よし!アプリ開発で行こう!」と意気込みました。今でも覚えています。当時のパソコン室でそう決意したことを。

 

もちろん作るのはiOSのアプリ。開発にはMacBookが必要でした。

その日に親に説明をして、次の日にはMacBookを購入していました。

今思うと相当な行動力だな。

 

MacBookでの開発環境はxcodeとりあえずダウンロード

英語ばっかりやん・・・参考書買いに行こうと本屋へ。

とにかく2.3冊「サルでもわかる参考書」みたいなのを購入しました。

 

「さぁやるぞ・・・」全くわからん。

まずはプログラミングの勉強をしなければならないのか・・・

 

この時は本当にわからないことだらけです。

初心者って最初は何もわからないですからね。

とにかく参考書に沿って1から一緒に覚えていく感じです。

 

結果から言いますと、10回以上挫折しました。

もし、アプリ開発でお金を稼ごうとしているのなら覚悟がいりますよ。

メンターがいる教室に通うことをお勧めします。

独学で挑んだ僕は10回以上挫折しました。

 

挫折したはしたものの、僕はMacを買っちゃってるんですよ。

そして誓ってるんです「このMac代を稼ぐまではやめない」って。

結局半年後に初めてアプリをAppleに申請しました。

 

リジェクト(申請が却下)

 

嘘だろ。手直してもう一度。

 

リジェクト(申請が却下)

 

これを3.4回かな?繰り返したら

ある日、Appleから電話がありました。

「あなたの申請しているアプリ。世の中に必要ないから何度出しても無理だよ」

 

半年間かけて地道に作ってきたアプリがこの言われよう。

一気にやる気がなくなると思いきや、もう僕は爆笑。

こんな言われるか普通と。しかもこれを言われたのが4月1日。

エイプリルフールかと思いましたよ。

 

まぁでもその後もコツコツと続けていき、アプリ開発を始めたちょうど1年後にある教育アプリが中ヒットして、Macの元は取れています。結局3年生の春までだから、2年弱で30以上のアプリ(1ヶ月に1.2個の割合で作成)をリリースしました。

 

今思うと、ストイックでしたよ。

大学から帰ってきて、テレビも見ずにずーっとプログラミングしてましたからね。

あの時が人生で一番頑張っていたし、のめり込んでいました。

今も頑張れよっていう話ですが。

 

アプリ開発に限らず、アフィリエイトでも、株でも、FXでも頑張れば成功できるのかなぁと思いますね。

 

僕はアプリ開発で人生が変わりました。

またいつか、この話を詳しく書きたいな。

タイトルは「アプリ開発したら人生変わった話」かな?

いつになることやら。

上司から言われた「勝ち癖をつけなさい」ここでいう勝ち癖とは何を指すんだろうと考えた話

こんなことを上司から言われた

「勝ち癖をつけなさい」

いい言葉だな。「勝ち癖をつける」

 

そこで、自分の人生を振り返ってみた。

自分の"勝った経験"を

 

・・・・ない。

あまりにもない。

むしろまったくない。

今まで、そこまで勝ちに徹してこなかったからなのか。

 

思えば、小学校時代

少年野球でそこそこ上手

学力もそこそこ

 

中学時代

野球部でそこそこ

陸上、駅伝でもそこそこ

学力はそこそこ

それなりの高校へ進む。

 

高校時代

テニス部で割と上手

試合にも出ていたが、成績はない

学力はそこそこ

それなりの国立大学へ進む。

 

今まで大きく勝った!と思える経験がなさすぎる。

そもそもここでいう勝ち癖の「勝ち」とは何を指すんだろうか。

「他人に勝つ」ということだろうか。

 

いや、待てよ。

俺は「他人と比較することなく生きていく」スタンスだ。

自己啓発の読みすぎなのか、他人と比較すると人生が窮屈になる。

自分の道を進むべし。みたいなありきたりなものを信じているタイプの人間だ。

この俺に「急に他人と比較して勝つ」そんな「勝ち癖」を求められているのか。

 

いや、それは違う。

じゃあここでいう「勝ち癖」は自分に勝つということなのか。

 

いや、待てよ

それじゃあ、今までと一緒じゃないか。

今まで勝ってきた記憶のない人生。

このまま行っても「勝てない」人生が続くだけなのではないか。

 

ここでいう「勝ち癖」って何を指しているんだろう。

悩みに悩みまくっている。

 

ここで母に聞いてみた。

「上司に勝ち癖をつけろって言われたんだけど、ここでいう勝ち癖ってどういう意味なんだろうか」

 

母はこう言った

「ブロックを外せ、ということなんじゃない?」

「よく自己啓発にブロックを外すことが大切って書いてあるからそれじゃない?」と

 

ブロックというのは、どうやら自分が勝手に引いている線みたいなものらしい。

自分はここまで出来ればこれでいいや。と無意識に線を引く

線を引いてしまったら、それ以上の高みには行くことはできないというのがあるらしい。つまりこの線をなくせということ。

 

ブロックを外せ。自分で線を引くな。

 

上司から言われた「勝ち癖をつけなさい」

つまり「自分で限界を決めるな。決めなければ勝てる」ということなのか?

 

確かに今までの人生で、ここまで出来ればいいやと思うのが多々あった。

1位になれなくても、上位に入れればそれでいいやスタンス。

 

多分自分のプライドが高いのか、失敗が怖いのか

1番をとるといって取れなかった時が恥ずかしいという気持ちが人一倍強いんだろう

だから人生に保険をかける。

これが強い方なのかもしれない。

つまり自分で無意識のうちに濃い線を引いてしまうという行為。

 

この線を引く行為をなくさなければいけない。

それが今の個人的な課題。

どうしても自分で限界を決めてしまう。しかも無意識に。

根本から矯正がいるかもしれない。

 

話がずれたが結局のところ

「勝ち癖をつけなさい」の勝ち癖は何を指しているのか。

個人的な判断でいいのか。

だとしたら今持っているこの答えは

 

「自分で立てた線(目標)を超える癖をつけなさい」

 

だ。

複数人で仕事をするのが苦手から始まって、優柔不断な人の扱い方で終わる話。

ある1つの課題があったとします。

課題を仕事と置き換えてもらっても構いません。

 

1つの課題を行うにあたって、2つのパターンの人間がいると思います。

・2人以上で課題をやるのが苦手な人間

・2人以上で課題をやるのが得意な人間

 

僕は完全に上の人間

つまり、1人でやったほうが楽だし絶対にうまくいくと思っている人間です。

 

でも、世の中に出たら違いました。

1人でなんてやるわけがない。絶対複数人が関わって協力して仕事を行います。

これが、最初は苦痛だった。

この仕事はこの人。あの仕事はあの人。1つの仕事を1人に割り振ってくれ。

心底そう思っていました。でも社会は甘くないですよね。

 

そもそも何で1つの仕事を複数人(ここでは分かりやすく2人)でやるのが苦手なのかを話します。読者の方の中には、「わかるわかる」と思う人がいるかもしれません。

 

まず第1に「気をつかう」

気なんて使うなよ。同じ仕事をしているんだから。

と思うかもしれません。多少は使いますよ。

僕はこう思っているのだけど、彼はどう思っているのだろうか。

毎回進捗報告をしながら進めていく。この進捗報告がまた面倒くさい。

1人なら、自分でサイクルをまわして進めていけるのに。

 

次に「決定権で困る」

自分の性格上、他人の意見をたくさん聞いてしまうため

ここに時間を取られてしまう。

他人の目を気にしてしまう人間は、おそらくこの気持ちがわかると思う。

 

ここでは2人のタッグで仕事を進めていく上での話をするが、

このように「他人の目を気にしてしまう人間」の接し方は難しい。

他人の目を気にしてしまい、疲れる。

だから人が関わらず、自分1人で進めることのできる仕事の方が好きなのだ。

 

でも1人でやることなんてまずない。

社会に出れば、ずっと誰かと仕事をする。

 

ここでだ。こういう「他人の目を気にしてしまう人間」の扱い方に気づいた。

人を動かす立場になったら、この一言でいい。

この一言があれば「他人の目を気にしてしまう人間」が楽になる。

 

それは

「自分がこれでいいと思ったら、これでいい。俺の意見なんて忘れていいから」

これがベストアンサーというわけではないが。

 

噛み砕くと

「別に自分の意見は採用されなくてもいいから、君がいいと思う意見で進めてくれ」

という話だ。

 

「他人の目を気にしてしまう人間」=「僕」は何を考えていると思います?

「この意見を選んだら、この人はどう思うんだろうか」

を常に考えてしまうわけなんです。

 

こんなこと考えてたら仕事にならねぇだろ。

仕事できない人間じゃねぇか。そう思う人もいるかもしれませんね。

 

でも何も仕事だけじゃないんですよ

優柔不断な人って次のような頭の回路してるんです。

 

例:夕飯何食べたい?→優柔不断な人にとって最悪の質問

 

優柔不断な人の頭の回路はこんな感じです。

頭(この人は何が食べたいんだろう、とりあえず幅広く言ってみるか)

俺「パスタでも、ラーメンでも、がっつりでも何でもいいけど」

と選択肢を増やすんです。

そう、常に頭の思考が「他人」に向いてるんです。

この人はどうしたいんだろう。って

自分で決められる人が羨ましい。。。

 

だからです。ここで話を戻しますが。

「俺は何になっても構わないから、決めていいよ」

これです。特にこの部分

「俺は何も思わないから」

ここ!

 

保険をかけてください。

保険をかけるだけで、優柔不断な人の脳みそ疲れは取れますから。

 

いったい何の話をしているんだ。

 

良いいじりと悪いいじりの話

先日こんな話が内輪で始まりました。

「A君のいじりは良いけど、B君のいじりは何か不満を感じる」

 

いじり(goo国語辞書参照)

  1. いじること。多く、名詞の下に付いて接尾語的に用いる。

  1. 他人をもてあそんだり、困らせたりすること。

 

人間誰でも、人をいじることはあるでしょう。

また、逆にいじられることもあると思います。

 

僕はどっちかというといじられるのが嫌いな人間です。(プライドが高いのかな?)

なので、絶対にいじられる前にいじる側に徹します。

 

「A君のいじりは良いけど、B君のいじりは何か不満を感じる」

どうしてこんなことが起こるのだろうか。友人とともに話し合いました。

そこでわかったことがありました。

 

嫌いないじりとは、

他人を下げて、自分を上げるようないじり

逆に良いいじりとは、

相手の意外な一面を、いじること

 

これは個人の経験談ですが、一度合コンに行ったんですよね。

男子5対女子5の合コンに。

 

そしたら仲間内の1人が僕を指さしてこう言うんですよ

「こいつ、チャラいから気をつけろよ」

これをいじって何か起こりますか?笑いが果たして起こりますか?

いや、起こりません。ただただ損をしただけです。

これが「他人を下げて、自分を上げるようないじり

(この場合、言った本人が上がると考えるのは難しいですが)

 

これは僕個人の考えなんですが、

いじる以上、最低限の笑いは生んでほしい

笑いを生めないいじりなんてするんじゃねえよ

ということです。

 

不満になる。片方が損をするようないじりはやめてください

という話です。

 

じゃあ逆に良いいじりってどんないじりだろうか。

同じように、合コンの例で話すとしたら、

「こいつしっかりしてるように見えて、意外におっちょこちょいなんだよ」

「この間なんか・・・改札でずっとポンタカードかざしてるの」

みたいな。その場で笑いが起こり、かつ、この後に話題が膨らむような

 

ここで大切なのが「この後に話題が膨らむこと」

つまり「ネタをぶっこむきっかけを与えること

 

A君の鉄板ネタがあるとしますよね(例:ポンタカードの話)

それを、いきなりA君が話し始めるよりも

B君がそのネタを話す場を作るようにアシストをする

そしたら周りは興味を持ち、A君に振るわけですよ。

A君は鉄板ネタを話して、嬉しい。

これが個人的に良いと思う「いじり」です。

 

いじるって何かと難しいんですよ。

僕は小学校や中学校で人をいじりすぎて何人も友達を失ってしまった経験があります。

だからこそ、人が嫌がるいじりを身につけることができたのかもしれません。

これ以上言ったら、嫌がるだろうなぁっと。

そこらへんの測り方が非常に大切ですね。

 

一度、自分のいじりについて考えてみたらどうでしょうか?

ちなみに以下がチェックリストです。

  • 他人が嫌がるいじりをしている。
  • いじっても笑いが生まれないいじりをしている
  • 他人のコンプレックスをいじっている(相手が嫌がっている場合)
  • 気持ち悪い。汚いなどのワードを使っている

ひとつでも当てはまる人がいたら要注意ですよ。

僕みたいに友達を失うこともあります。

 

良いいじり、つまり良いネタのアシストをしていきましょう!

信用がいかに大切なのかを思い知った話

これは昨日(9月23日)の話。

タイトルは「信用がいかに大切なのかを思い知った話」でもしておこうか。 

14時頃かな?YouTubeライブで「未来の教育講座」というものがやっていた。

未来の教育講座|スタディサプリLab藤原和博 / 西野亮廣

簡単に言うと高校生がプレゼンして、藤原さんや西野さんがプレゼンに対して答えるみたいなやつ。

 

これがすごく良かったから語りたい。

まず高校生すげえなって思った。

俺が高校生の時なんか、勉強と部活とパズドラしかしてなかった。

本当に・・・ニュースも見なければ、ビジネスとかITとかそんな知識皆無だった。

今の高校生がすごいのか、この番組に出ている子たちがすごいのかわからんけど、ただ単にすごいなぁと思ってしまった。

 

話はこれじゃない。

ワークの内容がおそらく「クラウドファンディングをしてみなさい」だった

(途中から見たから推測)

クラウドファンディングって知ってます?

知らない人のために→クラウドファンディング - Wikipedia

 

簡単に言ったら信用をお金に変える装置のこと。

例えば僕が

「カウンセラーの資格取りたいから支援してください」って頼む。

3000円支援してくれた人には、「お礼のメッセージを送ります」だったり「無料でカウンセリングします」だったりとリターン(お返し)を行う。

こんな感じをイメージしてくれるとありがたい。

 

それで、高校生が実際にクラウドファンディングをやるわけなんですよ。

「日本1周したいからお金支援して」「●●さんの講演会開きたいから支援して」とか

どうなると思います?皆支援してくれると思いますか?

 

その中で、一番面白いなぁって思ったのが、

twitterやインスタのフォロワーが1600人いる高校生でした。

 

自分の10〜20倍もいる・・・とまずは思いました。

もちろん、そんなに人数がいたら他の高校生よりも有利で、それなりのお金が集まるんだろうなぁと見ていたところ、実際に集まったお金はほんの少し。

 

つまり何が言いたいかっていうと、「信用ってめっちゃ大切やな」っていうこと。

うわぁ深いなぁって思った。

 

たとえどんなに友達が多かろうと、人脈が多かろうと、信用がなかったらお金は生まれないってことが個人的に見ていてすごい面白かった。

 

んで自分に置き換えてみたわけですよ・・・

もし自分が今「お金支援してください」って言ったら

どれだけの人が支援してくれるだろうって

 

そしたらさ「あ、全然いないかも」って思ってしまった。

俺が一方的に、●●なら支援してくれるかも!って思う人はもちろんいます。

でも全然いないし、少ないなぁと思った。

 

じゃあ逆に考えてみよう

「誰にならお金支援できるかなぁ」って

そしたら、答えはやっぱり

「信頼してる人」「尊敬してる人」「好きな人」になってくるわけですよ。

こいつにあげたら多分成長してくれるなとか、いつもお世話になってるから、お返ししてあげなきゃなとか。

 

んで、またさらに考えてみた

どうしたらそういう風に思ってくれるのかな?って。

 

ここで昔塾のオーナーに言われた言葉と繋がった。

「他人に与え続けろ」っていう言葉。

「与え続けてさえすれば、いつか別の形となって返ってくる」って言葉が全てだなぁって思った。(またこの話はどこかで書きます)

 

でも与えるって具体的に何すればいいんだろうか?

動画の中で西野さんはこんなことを言っていました。

 

「与えるのは何もお金だけじゃない。」

例えば、誰かの宣伝をTwitterリツイートしてあげるだけでも

それは「与えている」ということだと

 

与えるって何もお金だけじゃないんだ。

リツイートもそう、ネタの提供でもそう、ノリに応えるのだってそう。

お祝いをしてあげるのだってそう。

与えるにもいろいろな種類がある。

 

高校生の凄さを感じるとともに、信用がいかに大切であるかを思い知りました。

ひとまずSNS上の友達に「いいね」を連発していこうかな。